今日から3月ですが、新しく習い事始めたり、また新しい習い事を考えたりする季節になりましたね。
お子さん習い事を考えていらっしゃる方、トランポリンを初めてみるのはいかがでしょうか?
過去のコラムでも取り上げましたが、改めて「なぜ全ての子供は、10歳までにトランポリンを習うべきなのか?」についてお話します。
1. ゴールデンエイジとは
まずおさらいですが、ゴールデンエイジとは、子供の身体能力、運動能力が著しく発達する時期のことです。
個人差はありますが、具体的には5~12歳(年長~小学6年生)の期間を指します。体の動かし方、動作、技術を短時間で覚えることができる、一生に一度だけの貴重な期間をゴールデンエイジと呼びます。
成長が早い時期の5歳と12歳では身体的な違いが大きいため、ゴールデンエイジを5~9歳の時期の「プレ・ゴールデンエイジ期」と10~12歳の時期の「ゴールデンエイジ期」に分けて考えます。
1-1 プレ・ゴールデンエイジ期(5~9歳)について
プレ・ゴールデンエイジ期(5~9歳)の特徴は「神経系の発達」です。
下図はアメリカの医学者であるスキャモンが発表した「スキャモンの発育曲線」と呼ばれるもので、どの年代にどんな能力が発達するのかをグラフ化したものです。
このグラフを見ると、子どもの神経は 5-6歳まで急激に発達し、大人の80%にまで達していることが分かります。
12歳では神経系の発達はほぼ100%で大人と同じ。つまり、私たちの運動神経は10-12歳までの間に培われたものなのです。
この時期にさまざまな動作を経験することで、脳が刺激され、運動神経も発達していきます。
(参照:白石豊他「どの子ものびる運動神経」かもがわ出版)
1-2 ゴールデンエイジ期について
ゴールデンエイジ(10~12歳)についての特徴は「即座の習得」。即座の習得とは見よう見まねでもすぐにできてしまうこと。
ゴールデンエイジ期の子どもは、初めてチャレンジする動作でも、手本を見ただけでできてしまうことがあります。
人間の身体構造を論理的に分析する大人とは異なり、子どもは、パッと見た直感だけで動きのコツをつかみ、その動作を習得してしまいます。
(参照:宮下充正「子どものスポーツ医学」南江堂)
また、この時期に習得した身体の動作は大人になっても衰えることがありません。
子供のころから続けていたスポーツが「生涯スポーツ」として大人の趣味になることは、ゴールデンエイジ期に培われた技術が残り続けることによって起こります。
特に体操やダンス、トランポリンは子供のバランス能力を培うことができ、身体の隅々まで神経を巡らせる必要があるため、ゴールデンエイジ期にチャレンジするスポーツとして最適です。
☆注目すべきは「空中感覚」の発達‼️
そして、実は様々なスポーツに精通する「空中感覚」の効果的な発達は、トランポリンでしか望めないと言われています。
トランポリンは2~3歳頃から始めることができます。
揺さぶられ症候群の心配がなく、ジャンプで飛び降りたり跳ね上がったりできるようになってくるからです。
運動神経に関する神経は12歳くらいまでにほとんど完成してしまうため、12歳を過ぎると運動神経を良くしたくともかなり難しくなってしまいます。
そのためトランポリンを始めるならば4~5歳から10歳くらいまでに始めるのが良いでしょう。
☆トランポリンの子供に与える効果
・瞬発力と柔軟性の向上
・バランス感覚、体幹が鍛えられる
・筋力と心肺機能の向上
・全身運動とストレス解消によりよく寝るようになる
・トランポリンでしか効果的な発達の見込めない空中感覚が養われる
また、他にも脳を刺激し、知育効果が期待できるなど、スポーツ以外でのパフォーマンス向上にも様々な効果が得られるのです!
今回は、なぜトランポリンを子供のうちから習うべきかについて、運動効果を中心に述べて来ましたが、それ以外にも「室内で出来るので天候に左右されない」や「小さいうちから始められる」といった点からもオススメできる習い事といえるでしょう♪
もちろん、家庭用の丸形トランポリンでも良いですが、不意にトランポリンから飛び出してしまうと心配ですよね?
そんな時はトランポリンパークはいかがでしょうか?
トランポリンパークは、全面がトランポリン畑のようになっているので、安全面でも心配が少ないですし、思いっきり広々と身体を動かせますよ
また、トランポリンパークでは、子供向けの「トランポリンスクール」を開催している所がたくさんあります。
是非、お近くのトランポリンスクールも検索してみて下さいね。
当サイトの施設検索からも検索可能です、ぜひ活用してみてください!(適時更新中)